就労支援

ハローワークや地域の事業者と協力した就労支援を提供します

支援のステップは、課題把握、就職活動の支援、就労の継続の順に行います。

1 課題把握・解消ステップ
  個別に課題を明らかにして、プランを立てるステップです。
• いままでの経歴や生活状況、職業興味テスト、職場見学等の結果等から課題を明らかにしていきます。
• 個別の課題に合わせ就労準備、家計相談、他の機関による支援を行います。
• 希望職種、就労までのスケジュール等をまとめ中長期・短期のプランを立てます。

2 就職活動支援ステップ
  目標に対する計画を実行していくステップです。
• 希望職種に合わせた履歴書、職務経歴書の添削等を行います。
• ハローワーク青梅の担当者(ナビゲーター)が個別相談を行います。(要予約)
• 個別求人、体験就労に協力いただける事業主を開拓して紹介します。
• 希望者には採用面接に同行します。
• 3か月ごとに課題把握を行い、再プランを立てます。

3 就労継続ステップ
  就労後に再び生活困窮状態にならないよう、アフターフォローするステップです。
• 定期連絡を行い、不安や不満を解消し早期離職の防止を図ります。
• 状況に応じて、継続的に支援します。

(相談例)就労支援 

体験就労から正社員として就職
Bさん 40代、男性(就労支援事業を利用)
無職のまま貯蓄を取り崩す生活を続け、限界を感じていたところで当センターのパンフレットを目にして来所されました。高校卒業時以来の就職活動に戸惑い、何度かハローワークに通ったものの積極的に面接に応募できないまま3年半が経過していました。前職を25年間真面目に勤めていましたが、もともと人付き合いが苦手なため、新しい仕事を見つけても職場に馴染めるか、仕事を覚えられるかといった不安を感じていました。そこで、当センターから地元の金属加工会社に協力を依頼し、求人応募に先立って職場見学や就労体験の機会を設けていただき、これが不安感の解消につながり、そのまま体験先のアルバイト求人に応募して無事に採用され就労を開始となりました。その後、正社員として雇用されることとなり、現在も就労を継続しています。

応募方法を見直し再就職
Cさん 50代、男性(就労支援事業を利用)
各種の資格を持ち建設関連の仕事をしていましたが、リストラに逢い離職しました。自らハローワークに行き仕事を探しましたが、何社受けても採用されずに悩んでいました。個別面談を行い、履歴書や職務経歴書の作成内容や面接の様子などを確認したところ、人前で話すのが苦手で、特に面接での会話に問題があることがわかりました。応募書類の書き方を指導し、模擬面接をしっかり行ってから求人応募をしたところ、複数の建設関連会社に合格し、一番条件の良い会社に正規雇用で採用され、元気に働いています。