家計改善支援

家計の相談、家計管理の方法、貸付のあっせん等を支援します。

支援のステップは、課題把握、家計再生、適正家計の継続の順に行います。

1 課題把握ステップ
経済的困窮の原因や背景を明らかにするために、家計収支表等を作成し、浪費の改善、収入の改善、家計管理能力の向上、貸付・債務整理等のポイントを押さえます。

2 家計再生ステップ
状況に応じて、極端な支出の改善、貸付のあっせん、法テラスによる自己破産などの債務整理を行います。

3 適正家計の継続ステップ
支援終了後に再び生活困窮状態にならないよう、「家計計画表」や「キャッシュフロー表」等を基に、適正な家計管理が継続できるように定期的に確認を行います。

 (相談例)家計改善支援   

急な手術入院の費用負担に困惑したが制度の活用で問題解決
Aさん 60代、男性(家計改善支援事業を利用)
一人暮らしで年金生活をしていましたが、心臓疾患が見つかり早々に手術入院が必要になりました。病院から手術費用として60万円ほどかかると案内されましたが、貯蓄がなく負担できないとして当センターに相談を寄せられました。高額療養費制度や限度額適用認定証の活用についての情報をご提供した上で、Aさんがお住まいの町村役場につなぎ、早々に手続きを行っていただいた結果、金銭的な不安を払拭することができ、無事に手術を終えて現在は自宅で今まで通りの生活を送られています。