子どもの学習・生活支援事業

子供達が学びあい、みんなで進路を切りひらく「居場所」 をつくります

「学びの広場 ホッとスペース ちえの輪」として四町村で学習支援を行っています。
前半の時間で学校の宿題などをみんなで教え合いながらグループ学習に取り組みます。後半の時間はセンターが準備した支援メニュー、又は個別面談を実施していきます。

支援メニュー
・季節のイベント 
 クリスマスやハロウィンなどの行事イベントや、科学実験をかねたスライムやバスボムづくりなどを毎月実施します。

・都立高校入試過去問の繰り返し学習
過去問を夏休みから翌年の2月までに繰り返し行います。

・タブレット学習
 プリント学習と併用して、タブレットを使用した学習アプリの取り組みを行います。学習へ向き合うことが苦手な子どもでもゲーム感覚で取り組むことができ、考える力を培います。

個別面談
・進路相談
将来に意識を向けていくためにキャリア・コンサルタントが「職業興味診断(カード式)」「職業レディネス(準備性)テスト」を実施しこれらの分析結果をもとに個別面談を行います。自分の将来を考える機会を提供していくことで自己理解を深め、主体的な進路決定ができるようキャリアデザインする力と自立する力を育んでいきます。

・保護者面談(希望者のみ)
進路希望をもとに必要な情報提供や相談を行います。

学習支援と共に将来の目標も支援
Eさん 中学3年生、女性(子どもの学習支援を1年6か月利用)
父が離職したことをきっかけに当センターで就労支援を利用し、学習支援事業の利用を開始しました。父は進路のことは子どもの主体性を尊重しているため、あまり口をだしておらず、中学校も休みがちのため十分に相談することができませんでした。ちえの輪で職業興味診断や個別相談や、参加している子供同士で勉強を教えてあげる体験ををすることで人に教えることが得意であることに気づき、将来、学校の先生になるという目標をみつけました。それからは、受験勉強にも励み、第一志望の高校に合格することができました。卒業後も、時間があれば、ちえの輪にボランティアとして参加したいと考えています。

各町村のパンフレットはこちら(PDFファイル)