Eさん (60代)
夫と2人で年金生活をしています。
1年前に夫が介護施設に入所してから、各種税金や公共料金の支払いが遅れ始めていました。
数度の面談で家計収支を確認し、夫の介護費用が生活を圧迫していることが原因であることがわかりました。
役場の税務課まで税金分納の相談で同行し、夫の施設変更を地域包括支援センターに相談しました。本人も家賃の安い住宅に転居して、課題の解決を図りました。
現在は滞納した税金を計画的に支払いながら、安定した生活を取り戻しています。
Fさん (60代)
ビル清掃の仕事に従事していましたが足を悪くして退職しました。
退職後は月数万円弱の老齢年金のみで生活することになり、借金の返済ができなくなって相談センターを訪ねて来られました。
当センターで法テラスの無料相談を案内した結果、自己破産手続きを勧められ、正式に弁護士に依頼して手続きを開始しました。
当センターの相談員が支援することで手続きに必要な書類の作成・提出も順調に進み、申し立てから3か月後に自己破産による免責決定がされました。
現在は年金収入で平穏な生活を送っています。